金曜日の夜、

赤坂にある某ホテルのバーに行った。


自分がキープしているボトルが残り少しに

なりかけた時、

キメゼリフを口から吐き出した。


生演奏のピアノの曲が途切れる寸前に。


「実は、部屋をとっているんだ・・」

そして、エレベーターの中に消えていく2人。


部屋から眺める東京の夜景と

ウィスキーで少し赤くなった彼女の肌は

最高だった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

どーも、コンバンワ。

妄想三流作家 swanです。

正しくは、↓

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

金曜日の夜、

会社の先輩(ちなみに男)と赤坂にある

某ホテルのバーに行った。


高級な店。

ここぞとばかり、飲みまくる。

当然、先輩の誘いだし、おごりだし。


気がついたら、

先輩が大事にキープしていると思われるボトルが、

残り少しになりかけていた。


「おいっ! おまえ、飲みすぎだぞ!」

と今でも口から吐き出しそうな不満顔の先輩。


生演奏のピアノの曲が途切れるやいなや、

「おまえ、そろそろ終電だろ・・」


というワケで、

タクシーの中に押し込まれる自分・・


夜の渋滞に巻き込まれ、

乗り込んだタクシーの窓から、

うざったいほど活気あふれている街並を

眺めていた。


そうしたら、自分の顔が窓にうつった。


ウィスキーでテカった自分の肌は

サーフィンの日焼けと共に

微妙な色彩をかもしだしていた。

例えるなら、

ゴキブリのように黒光りしていた。


自分の顔に興ざめした。

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